桜葬通信1 April 2005 vol.1

  3年越しの夢、ついに東京で実現!
  エンディングセンター 桜葬

 願はくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ

 そう詠んだのは西行でした。
 古来より日本人は、桜の花が咲く時期により稲を植える時期を知り、桜の花の散り 具合を見てその年の米の出来具合を占ったそうです。満開の桜を見上げて、神様にお 酒など奉げ物をして豊作を祈ることから、桜は神様の宿る木と信じられていました。 木花開耶姫(このはなのさくやひめ)の木花(このはな)とは桜を意味し、「さくや」 から、桜になったともいわれます。日本人が桜の下でお酒を飲み、ごちそうをいただ いて花見を楽しむのは、そんな遺伝子が組み込まれているためなのかもしれません。
 桜の木の下で眠る、そんなお墓をつくりたいね。エンディングセンターは樹木葬を 支持し広げる活動を続けるなかで、桜の木の下に遺骨を埋葬する「桜葬」の企画を温 めてきました。
 昨年春の講座で訪れた町田市真光寺町のいずみ浄苑に、この春エンディングセンター の桜葬墓地が完成します。霊園内の一角、140平方メートルの区画を造成して桜を 3本植えます。芝を張り、まわりには芝桜、四季折々に楽しめる花を植えた、明るく 華やかなガーデン墓地です。
 継承者の有無、宗教の有無、宗派を問わず使用することができます。土に還る葬法 とし、無期限の永代使用です。同じ区画を他の人が使用するということは永久にあり ません。ただしエンディングセンターが使用権をもち、正会員が使用するお墓なので、 契約を希望される方には正会員になっていただく必要があります。

  エンディングセンター全国「桜葬」ネットワーク

エンディングセンターの呼びかけにより、全国に桜葬が誕生しています。桜葬に賛同している団体を含め、全国からの情報を受発信していく予定です。どうぞお楽しみに。

山口/宝宗寺
宝宗寺は曹洞宗で山口県萩市の山間地にあります。萩市は歴史のある街で、暖かく風水害 の少ないところです。樹木葬墓地はお寺の敷地内本堂のすぐ裏手の山です。椿の自生林が あり椿祭りも行われます。文化財として木食佛という木彫りの延命地蔵があります。樹木 葬、桜葬を通じて多くの方と出会うことを有意義に感じています。観光がてらにでもご見 学ください。(連絡先/0838-52-0521)
大阪/大蓮寺
大阪・大蓮寺では、現在桜葬を計画中です。都心では珍しい自然に囲まれた墓地内には、 ガラスのモニュメントが印象的な生前個人墓「自然」(じねん)があり、去る3月のお彼 岸には新しく結縁された方への戒名授与の道場「帰敬式」が開かれました。(連絡先/ 06-6774-0113)
● 寺子屋トーク
生老病死(しょうろうびょうし)のコミュニティケア −いのちを支えるビハーラを考える−
2005年5月14日(土)14:00〜17:00
会場 應典院本堂ホール(06-6771-7641)
ゲスト 高橋卓志さん(臨済宗・神宮寺住職/特活ケアタウン浅間温泉理事ほか)>
神奈川/成就院
樹木のお墓は季節と共に在ります。自然に抱かれる心地よさと安らぎを永遠に感じていら れるところなのです。
春はコブシやマンサクが先陣をつとめ、もうすぐ桜がすべてを覆うことでしょう。樹々の 緑も待っています。(連絡先/0467-52-6704)
千葉/真光寺
●たけのこ狩りとお寺の開放
里山再生活動に参加、庭の掃除、植木の手入れ、写経、散歩、たけのこ狩り。何をして過 ごしていただいても結構です。起床時間と、就寝時間だけ決まっています。集まった人た ちと話し合って、1日のスケジュールを決めます。お誘い合わせの上お気軽にご参加下さ い。
日時4月29日(金)〜5月8日(日)
日帰りから9連泊まで自由
参加費/1日2000円(1泊2日4000円)送迎あり(連絡先/0438-75-7414)
千葉/天徳寺
天徳寺のある大原町山田地区は源氏ぼたるの生息で有名。山田川流域を5月の終わりから 6月のはじめに飛び交います。時おりお寺にもほたるが迷い込んできます。この自然豊か な山里の環境を守っていくのも天徳寺の使命です。
●桜葬の見学会
5月15日(日)11時より
6月5日(日)11時より
気軽にお越し下さい。(連絡先/0470-66-1258)


編集:エンディングセンター桜葬プロジェクト 発行:井上治代