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●反響が広がっています。
桜葬が完成して約半年、月1回開いている見学会&ミニ講座に参加される方が毎回増えています。テレビや新聞だけでなく、クチコミで連絡をいただくことも多くなりました。
最近LOHAS(ロハス)という言葉を耳にします。Lifestyles Of Health And Sustainability の略、健康と環境の両方を大切にする生き方ということで特に目新しい考え方ではありませんが、すでに「LOHAS的健康法」とか「○○流LOHAS」いった使われ方が広がっています。スローライフという言葉同様、ベースには自然環境の危機的状況や、子どもの成人病に象徴される不健康生活への反省があります。
樹木葬という葬法への支持が広がっている背景には、自然環境を大切に、自然と共生する暮らし方への志向が高まってきていることがあるようです。
●桜を愛した人
杉浦日向子さんは、「合葬」などの江戸漫画でデビュー、江戸再発見の立役者の一人として、NHK「コメディーお江戸でござる」の案内人として親しまれましたが、今年7月22日、46歳で夭逝。桜をこよなく愛した方だと聞いています。
ご自宅の向かいの公園に江戸彼岸桜があって、「桜が好きなのは、みなぎる命の気配が背中合わせにある死を考えさせるから」と話されていたそうです。また、「江戸に惹かれるのは、生老病死を春夏秋冬のように受け止め、楽に生き楽に死んでいく世界観」だと語っておられたといいます。
死を恐れる価値観から自由になることは、危険な世界と隣り合わせではありますが、50代半ばを迎えたいま、生老病死を春夏秋冬のように受け止め、楽に生き楽に死んでいく世界観に、私も強く惹かれています。
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●講座ではお世話になりました。墓地というより、まるでフラワーパークのような楽しいところでした。桜の咲くころに訪れようと今から楽しみです。ずっと以前より葬祭に関して本人の意に添わないことを疑問に感じていました。早速入会の手続きをいたしました。(59歳男性・神奈川県)
●6月のNHKで貴会を知り、7月に初めて娘と一緒に参加しました。夫が他界してから一人暮らしでしたが、いまは末娘と同居しています。夫のお寺もお墓も遠方で、年1回参れるかどうかなので、近くによいところはないかと常々思っていました。7月に一緒に参加した娘も、先日の講座に参加した息子も賛成してくれたので、入会することにしました。お目にかかるたびに井上先生に魅力を感じています。(77歳女性・東京都)
●夫は実家の墓と、私が希望する樹木葬の墓に分骨してほしいと希望しています。その具体的な方法を知りたいです。また、身内だけで静かにお別れしたいのですが、家族に負担をかけることなく、親戚や友人に理解してもらえるように、生前お世話になった人たちへの感謝の気持ちをどのように表すのがよいか、などいろいろ勉強していきたいです。(56歳女性・東京都)
※事務局に寄せられる電話、お手紙に感動し、共感する毎日ですが、外出中に電話がかかり、出ることができないことも少なくありません。電話がなかなかつながらないと、苦情もいただいています。ご迷惑をかけ申し訳ありません。エンディングセンターのスタッフは全員別の仕事をもちながらの活動ですので、ご理解いただき、気長におつきあいいただけるとありがたいです。どうぞ、今後ともよろしくお願いします。
(エンディングセンター事務局長 山口圭子)
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エンディングセンター全国「桜葬」ネットワーク 住職日記
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●葬儀の風景/千葉県・天徳寺住職 二神成尊
「形式的な葬儀したって故人は浮かばれないよ」と樹木葬契約者の遺族に言うからには、豪華大好きの葬儀社などには葬儀を任せられない。行き着くところは天徳寺自身での樹木葬に合った葬儀をすること。めざすは、「故人と遺族の希望する質素で温かいお別れ式」。
その機会が訪れた。原因不明の40度の熱で数日寝込んでいた朝4時にSさんより電話。体調が悪かろうと、夜中だろうと葬儀は待ってくれない。「主人が今亡くなりました。住職さんお願い致します」と意気消沈のSさんの声を聞いて、気持ちを切り替える。
私は「病院にスタッフを行かせますから、決して病院から紹介される葬儀社にご遺体を任せないでください」と釘をさす。遺体の取り合いはすでに病院から始まっている。
「家族親族友人30人程度は集まります」とSさん。「それなら葬儀料は30万円程度でしょう。一般の葬儀社に頼むと100万円以上かかると言われますよ」と30万が破格であることを強調。葬儀なしで火葬場だけなら15万でできるからどうですか」とも余計な助言。
また「坊さん呼ばなければお布施はかかりませんよ」と、ケチな性格からか費用を抑えることに情熱を注ぐ僧侶(私)が薦める。ところが寺で葬儀をしたいとSさん。葬儀担当の秋元さんに電話。後は任せた。私はすぐに布団に戻り、氷枕を抱きながら、「こんな時に限って葬儀ってあるんだよね。それもお寺で」と妻に泣き言を言った。(次号へ続く)
千葉県夷隅郡大原町山田1886/電話0470-66-1258
●移植作業/千葉県・真光寺住職 岡本和幸
真光寺の寺域は約1万坪あり、檀家や有志の皆さんと整備を進めた結果、かつてどこにでもあった美しい里山の姿を取り戻しつつあります。今年の春には樹木葬墓地予定地を中心に約200本の木を植えました。道路建設予定地などにある木も、切るのはかわいそうなので移植することにしました。桜の木を中心に40本程移植したのですが、その中には一抱えもあるコナラの木がありました。自前の小さなユンボ(ショベルカー)で移動しようとしましたが、何しろ重くて大変な作業になってしまいました。移植予定地までひきずり、木を立てようとロープをかけてユンボで引き上げていたのですが、バランスを崩しコナラの木がユンボの方に倒れてしまいました。ユンボの屋根がつぶれ、私は頭部を強打し屋根とユンボの間に挟まれて動けなくなり、大ピンチとなりましたが、幸い軽いむち打ちですんだのです。
そんなこんなで、移植作業の間に葉は1枚もなくなり、幹は傷だらけになってしまいました。そして根もほとんどなくなったのでした。これでは死んでしまうなとあきらめていたのですが、今では幹から芽を吹いて元気に生きています。中には幹が真っ二つに裂けてしまった桜の木もあったのですが、自分で修復し、今のところ元気です。移植したすべての木が、根を張り元気に生きている姿を見ると、木の生命力というか生きようとするすさまじい意志を感じます。今秋にはさらに200本近い木を植える予定です。どれもこれも今は小さな苗ですが、将来が楽しみです。
樹木葬墓地はようやく千葉県の許可を得て、造成工事に入ることとなりました。来春には完成し、皆様にご案内できる予定です。合掌
千葉県袖ヶ浦市川原井634/電話0438-75-7414
●秋の便り/神奈川県・成就院住職 鳴海善通
をちこちの/花火の影も消え去って/樹木葬の墓地は今、/秋の陽を受け爽やかです
集うみ霊の安らぎに/萩もやさしく寄り添って/百日紅も木犀も/彼岸参りの道案内
ここは湘南・茅ヶ崎の/秋深みゆく、成就院
神奈川県茅ヶ崎市甘沼473/電話0467-52-6704
●萩の寺便り/山口県・宝宗寺住職 三上隆章
宝宗寺は明治維新の故郷、萩市の山間部にあります。4月に桜葬ネットに参加し、山桜を三本植樹いたしました。周囲にも順にいろいろな桜を植えていきたいと思っています。樹木葬で山の手入れをしたので、ヤマツツジの芽がたくさん出てきました。スミレも多くなりました。春が楽しみです。
山口県萩市福井上1927/電話0838-52-0521
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