エンディングセンターの理念

・尊厳ある生と死と葬送の実現をめざす
・墓を核とした結縁 ― 家族を超えた絆づくり(墓友)
・家族機能の弱体化 ― 家族に代わるサポートシステム

死者の人権

人間は例外なく死ぬ。そしてあらゆる動物の中で唯一、遺体を葬るところにその特徴があります。したがって葬られるところまでが人間としての尊厳(死者の尊厳)であるといえるでしょう。

しかし、当然のことながら死者本人には、自分の遺体の処理はできません。それを担ってきたのは、「遺族」と呼ばれる人たち。「死者と遺族」という関係性があって、人間特有のこの営みも成立してきました。

いま、この「死者と遺族」の関係が刻々と変化を見せています。究極は、死後の葬儀や事務処理を行う「遺族を確保できない人々」の増加です。

死後福祉

これまで法律や福祉は死者を対象とせず、わずかにあるのは「生活保護法」による葬祭費の給付と、「行旅病人及行旅死亡人取扱法」による措置です。

ところが現在増えているのは、葬祭費もあり、身元もはっきりしているが、死後のことを託す者がいないケースであって、先の2つの法律の範疇を超えた、既存の法律が想定していない事態が進んでいるのです。これが放置されれば、人間らしく死ぬ権利が侵されかねません。

エンディングセンターは今後の「死後福祉」の取り組みを目指しています。

死後サポート

お子さんのいないご夫婦や、おひとりの方のために葬儀、死後事務(年金やガス・水道・電気の停止等)や、部屋の後片づけ、埋葬、死亡通知の送付のほか、死後に自分ではできないことを完了できるように手配したり、代行したりしています。ECが喪主を代行する場合と、夫婦の一方が亡くなり喪主となる配偶者が高齢などの場合、その方をサポートする喪主サポートがあります。それは、「生前」に法的な「契約」をしておくことによって可能になります。また、喪主となるお子さんがいらしても、生前に自分の意志で準備をされておきたい人のために「葬儀の生前予約」の紹介やアドバイスも行っています。

エンディングサポート(生前死後サポート)の説明動画

町田と関西で、それぞれ1本ずつ動画があります。

エンディングセンターのエンディングサポート(終活支援)の特徴
①会員制による縁づくり 顔がわかるぬくもりのある最期
②生前・死後がセットでの契約ではない
③契約変更が容易にできる
状況変化を気にせず、安心して契約できる

ひとりでも安心!エンディングセンターのエンディングサポート(町田)①

時間:前半 13:56
内容:当団体の紹介、生前サポートについて
動画作成日 2020.10

説明会も行っております。説明会日程はこちらお申し込み、お問い合わせはエンディングセンターまでお電話ください
認定NPO法人エンディングセンター 町田事務所
TEL 042-850-1212(電話受付 10:00~16:00 木曜定休)
FAX 042-850-1211
〒195-0051 町田市真光寺町338-12

ひとりでも安心!エンディングセンターのエンディングサポート(関西)①

時間:13:51
内容:当団体の紹介、生前サポートについて
動画作成日 2020.10

お申し込み、お問い合わせはエンディングセンター関西事務所までお電話ください。
個別相談にて対応しております。認定NPO法人エンディングセンター 関西事務所
TEL 072-669-9131 (電話受付10:00~16:00 火曜定休)
FAX 072-669-9132
〒569-1051 大阪府高槻市原1371-4 神峯山寺開成院霊園内