●高齢者コミュニティハウス 　
　　ほっと館　見学　４月21日

　高齢者が自由に 安心して住める家

ほっと館は東京・江戸川区役所から５分ほどの立地で、すぐ近くには大きなスーパーもあり、下町の生活感を感じられる場所にあります。
　ほっと館の特徴は、暮らしを支える３つのスペースが用意されていることです。
　まず、プライベートルーム。個人の生活が守られ、自分らしく暮らし続けられる空間で、簡単なキッチンとトイレ、クローゼットが設置されています。
　共有のリビングやキッチン、和室など、人と交わって自立することのできる共用スペース。一緒に食事を作ってもいいし、１人で自由にするのもＯＫ。毎月２回入居者同士の昼食会も実施されているそうです。毎週、書道や麻雀などのサークル活動もそこで行われています。
　そして、地域に開かれたスペース。ほっと館の１階には「ほっとマンマ」というコミュニティレストランがあり、地域の皆さんが食事に来られるので、食を通して地域の人と触れ合うことができます。
　私たちも昼食をいただきましたが、生活クラブ生協で厳選された新鮮な食材を使ったとてもおいしいメニューでした。

　ほっと館は入居時一時金と毎月の家賃・管理費が必要な賃貸住宅です。24時間体制や介護は付いていませんが、「生活コーディネーター」が毎日の暮らしのサポートをしてくれますし、１階にある事務局は、日中スタッフが駐在している管理人室となっています。また、各フロアには20代の若者が同居していて、いざというときにも安心です。
東京都江戸川区中央２ー４ー18
TEL０３-３６５２-７２１２

■参加者の声
○自治体や企業に頼らず、住民の力を結集して理想の住まいを作られたことに感服しました。１フロアに１人若い人に住んでいただいているのはいい着想ですね。
（70代　男性）

○お話が情熱的でビンビン伝わってきました。あのエネルギーはどこからきているのか考えてみました。“共に生きる”「共感」という使命感なのかなーと思いました。 生活環境、立地条件が地域に根差していて、とてもよかったです。散歩コースを探してみたい。　　　　　　　　　　　
（60代　女性）