樹木葬・桜葬のエンディングセンター(東京・大阪)

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お知らせ

【ご報告】春のフォーラム2009&第4回桜葬メモリアル(合同慰霊祭)

日時:4月4日(土)

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桜が結ぶ新しい縁 今年も、大きな感動がありました

暖かい日の開催を願って、今年の「桜葬メモリアル」は初めて4月実施と決めたところ、暖冬のため、今年の桜の開花は例年より早いとの予想が出て心配しました。でも、季節は途中で足踏みして、私たちの願いを聞き入れてくれたように、メモリアル当日の4月4日の苑内は桜が咲き誇り、桜葬メモリアルの名にふさわしい開催となりました。

■プログラム
第1部 木立墓前で仏教の法要
    日蓮宗 望月昌光さん 菊池泰啓さん
    献奏(オカリナ 辻千佳さん・和田智恵子さん/ギター 高橋健さん)
    献花
第2部 フォーラム 「桜」を想う、日本人のこころ(いずみ会館ホール)
    講師 山崎正伸さん(二松学舎大学教授)
第3部 東屋前でキリスト教の礼拝
    井上彰三さん
    讃美歌(ヴォーカル 船津絵里さん/ピアノ 三宅佑子さん)
第4部 En21墓前で仏教の法要
    日蓮宗 望月昌光さん 菊池泰啓さん
    献奏(オカリナ 辻千佳さん・和田智恵子さん/ギター 高橋健さん)
    献花
第5部 交流会(いずみ会館ホール)
    演奏(ヴォーカル 船津絵里さん/ピアノ 三宅佑子さん)

 桜葬墓地が2カ所になり、参加人数も増えて、合同の法要は困難になったため、今年は、En21、木立のそれぞれの墓前で、仏式の法要を行いました。各所の法要の間にフォーラムを実施し、参加者が参加時間を自由に選べるようにしました。
 会員をはじめ、そのご家族、ご友人、また、韓国やフランスからのお客様もお迎えして、総勢300人余が桜の下に集いました。
 まずは、フルートの演奏を合図に、木立墓前の法要から、桜葬メモリアルがスタートしました。
 導師は第1回のメモリアルから参加していただいている僧侶・望月昌光さんと、毎回九州・大分からかけつけてくださっている菊池泰啓さんです。「一念三千― あなたが変われば、世界が変わる-という法話をしていただいた後、勧請・読経・散華・回向文(慰霊の言葉)という仏式次第で進みました。昨年から始めた散華は、蓮花を模した色紙を撒いて供養するものですが、参加者の皆さんにも加わっていただいて、華やかに執り行われました。
 それぞれの墓地では、オカリナ・デュオとギターの献奏とともに、ご家族、ご友人を偲び、あるいは「桜葬」に縁を結ぶ今は亡き方たちに想いを馳せて、献花をされている様子がみられました。
 En21と木立のちょうど間にある東屋の前では、キリスト教の礼拝を行いました。司式・説教を井上彰三さんにお願いしました。
 讃美歌合唱ではソプラノとピアノの生演奏があり、苑内に美しい歌声が響き渡りました。
 続いてのフォーラムでは、“「桜」を想う、日本人のこころ”と題して、二松学舎大学文学部教授の山崎正伸さんに、在原業平から西行に至るまで、古典文学に見る「いにしえ人の桜への想い」を語っていただきました。
 そして講演の後は、木立と同様にEn21でも、仏式の法要が行われました。

 いずみ会館の前のテントには、無料で飲み物やお菓子を召し上がれる「桜茶屋」を開店しました。移動時間の合間や、一息つく場として、たくさんの方が利用されました。ここでお話が弾み、新しい縁を結ばれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
 当日、NHKの取材があり、後日、特報首都圏「桜に絆を求めて」という番組が放映されました。

●「桜」を想う日本人のこころ (春のフォーラム2009)

今年の春のフォーラムは趣を変え、和歌の世界に遊んでみようと、二松学舎大学文学部教授の山崎正伸さんをお迎えし、「『桜』を想う、日本人のこころ」と題して講演していただきました。専門は古典文学で、井上代表と大学で一緒に学んだ方です。

 古来より日本人がいかに「桜」に対して特別な想いをいだいてきたかを、『古今和歌集』『新古今和歌集』『後撰和歌集』『山家集』などからいくつかの和歌を選び、一首ずつ解説していただきました。

和歌文学では、ただ「はな」といえば「桜」をさしています。人々は桜の咲く前、咲いたとき、散ったとき、それぞれのときを待ち望み、桜をほめたたえています。
                         『古今和歌集』より

  世の中にたえてさくらのなかりせば
   春の心はのどけからまし
                   在平業平

桜の花がなかったらどんなにかのどかでよいだろうかという気持ちをうたっています。が、これは逆説的表現で、桜を本当に愛したうただと思うと山崎さんは言います。自分も好きな和歌だと紹介してくださいました。

  見わたせば柳さくらをこきまぜて
    宮こぞ春の錦なりける
                   素性法師

京都の鴨川べりには柳と桜が交互に植えてあります。柳の緑色と桜の桃色がちょうどまざって、春の宮は錦のようだとうたっています。日常の中の色彩をうまく読み込んでいて、色合いがとても美しいうたです。

  さくら花ちりぬるかぜのなごりには
    水なき空に浪ぞたちける
                   紀貫之

これは、紀貫之が亭子院歌合戦でよんだうたで、桜の花びらが風に舞って上がったり下がったりする様子が、ちょうど波のようだとうたっています。目をつぶって想像するととてもいいうただと言います。

  宿りして春の山辺にねたる夜は
    夢の内にも花ぞちりける
                   紀貫之

これは山寺にわざわざ宿をとって春の山辺に寝た夜は、夢にまで花が散った。昼間ずっと桜の花を思っていたので、夜、夢の中まで花が散ったとよんでいます。夢の意味が現代とは違っていて、夢に出てくるということは、それほど強く桜が自分に想いを寄せてくれたということを表わしています。
 最後によく知られている西行法師の和歌を解説してくださいました。
                         『新古今和歌集』より

   吉野山こぞのしほりの道かへて
     まだ見ぬかたの花をたづねん

去年とは道を変えて、まだ見たこともない花を見に行きたいとうたっています。西行法師がいかに桜を愛していたかがわかります。

   吉野山梢の花を見し日より
     心は身にもそはず成りにき

 桜の花を見てしまったときから、心は身から出てしまっているとうたっています。
                         『山家集』より

   願はくは花の下にて春死なん
    そのきさらぎの望月のころ

有名なうたなので、その意味は知っている方が多いと思います。仏教者としてお釈迦様と同じように春に死にたい。そして桜の花の咲いているときに死にたいとうたったものです。実際に、西行法師はその願いどおりに春の満月のときに亡くなりました。

 最後に「みなさんは、西行法師と同じように、桜の下で眠ることができるし、また愛する人を弔うこともできるのです。みなさんが亡くなった後も桜の花は咲き続けるでしょう。このようなすばらしいところに墓があるのです」と話してくださいました。

とてもわかりやすい解説で、高校の古文は苦手だったのですが、よく理解できました。願わくは高校生のときに聞きたかったです。

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