『日本の七十二候を楽しむ―旧暦のある暮らし』

nihonno

白井明大 文/有賀一広 絵 東邦出版 本体1,600円+税

 一年を七十二等分したのが七十二候。日めくりカレンダーや運勢の暦などにも載っている農事暦で
もあります。
 季節それぞれのできごとをそのまま名前にしているのが面白いところで、夏至・末候「半夏(はんげ)
生ず」、小暑・次候「蓮始めて開く」、など自然に寄り添いながら絵入りの解説を読んでいくのも楽しい
本です。