樹木葬・桜葬のエンディングセンター(東京・大阪)

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お知らせ

【ご報告】連続講座「住職日記ライブ版」第5回

12月9日「新宿スペースゆい」にて開催

ゲスト:岩手県 常堅寺住職 後藤泰彦さん

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仕事がないのが一番つらい。
仕事がなくて天井を見ているのがしんどい。
もがけばもがくほど、抜け出せない。 大学卒業後、後藤さんは住職になるべく2年半修行をしてから実家のお寺に帰りました。
それほどの大きくないお寺だったので、お寺の仕事は父親がしていて、後藤さんが帰ってきても仕事がなかったそうです。  
そこで感じた仕事のないつらさ。
住職としての仕事がないまま、小学校の講師や、団体職員をして家族を養って10年以上経ってから、住職が途絶えるからと紹介を受けて岩手県常堅寺の住職となったそうです。
そしてそのお寺で10年経った2010年4月「さくら葬樹木墓園」を開設しました。  
樹木葬墓地を始めるきっかけになったのは「岩手川崎ふるさと会」に参加した時に、昭和30年代集団就職で上京してきた人が話した言葉だったそうです。
「お墓はいらない。子どもも面倒見てくれないだろうし、ぱぱっと撒いてもらいたい。散骨でいい」  
お墓をもてない同郷の人のために、故郷のお寺ができることはないか。鮭だって故郷に帰ってくる。あとあとの管理があまり要らない樹木葬なら役に立てるのではないか、という思いからさくら葬樹木墓園が生まれました。
そしてお寺の前に東屋を作り、天候に左右されず、みんなが集まれるスペースにして、焼き芋をして、子どもたちと食べたりしているそうです。  
また「試作品なんです」と後藤住職が出した写真立ては、秋田の樺細工職人さんに桜の木で作ってもらった、手元供養のできる箱でした。お仏壇代わりに手を合わせる場所となり、金具を使っていないので、お棺に一緒に収めて火葬することもできます。  
今お寺と檀家の関係が問われることが多いなかで「葬式仏教ならなくてもいい」と考える後藤住職が大切にしている日頃のお付き合いや、人のために何ができるかをいつも考えている姿を間近に感じることができました。   

全5回の連続講座として開催した「住職日記ライブ版」は、法話とは違う、ご住職の人となりを垣間見ることのできる貴重な機会でした。  
これまでお話しいただいたご住職。お越しくださった皆さま。本当にありがとうございました。(スタッフ一同)

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高槻スタッフ通信


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