樹木葬・桜葬のエンディングセンター(東京・大阪)

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スタッフBook レビュー

エンディングセンタースタッフの読書レビューです。
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■『だから死ぬのは怖くない』
週刊朝日MOOK
朝日新聞出版 880円(税込)

 この本には、玄侑宗久、立川談志、中村メイコ、筒井康隆、野際陽子、片岡鶴太郎、東海林さだお、萩本欽一、草笛光子、小沢昭一、黒柳徹子、アルフォンス・デーケンといった人たちの、死についての本音が語られている。
その何人かに関しては、帯津良一医師がインタビュアーを務めている。
一見、有名人を集めたインタビュー集ではないかと思われるが、実は、私がおすすめしたいのは、医療界から見た死について記述されている部分だ。

 たとえば大津秀一医師(緩和医療医)が「人が死ぬ前に本当に後悔すること」や「死ぬとき人はどうなる? こうなる」という内容に答え、また「人はどう死を受け入れるのか」や、ホスピス病院の看護師・田村恵子さんによる「余命18日からの死の受け入れ方」の記事もある。さらに65歳で余命わずかの末期癌・男性患者があこがれのプレスリーゆかりの地へ旅した記録が掲載されていた。

 刻一刻とタイムリミットが迫っている「最後の旅」を支えた医師の存在、その準備など、大変参考になり、勇気づけられた。

 個人的には、75歳になっても素敵な野際陽子さんの記事もよかった。(井上治代)

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■『僕は9歳のときから死と向きあってきた』

 柳田邦男著 新潮社 
    1,575円(税込)

 幼少時代から見てきた幾多の死を、著者はどう乗り越え、考えてきたのか。9歳の時に相次いで兄と父を亡くし、それ以降身近な人の死を経験し、さらにはノンフィクション作家としての仕事でさまざまな死と向き合い、自身の次男の自死というつらい体験もしました。
著者が半世紀をかけて見つめてきた「生と死」の集大成が本書です。

「死を創る時代」というキーワードの提起は、エンディングセンターの活動にもつながる考え方です。尊厳ある死を迎えるためには、自分で自分の死を創ること、人生の物語の最終章を自分で書く作業が必要だといいます。
 たとえば、どのような医療をしてほしいかしっかりと医療者に伝えること、最期の場を病院、ホスピス、在宅どこにするのかなど、自分の死を自分で決定してくことです。

 また、柳田氏は自分の死後の世界を「あの世」という旅先の形ではなく、残された人々の心の中で生きる「死後生」という形で理解すること。つまり、「いのち」には、単に生物学的な営みをしている「肉体的生命」だけでなく、思索、感情、宗教心などの営みをしている「精神的いのち」があり、その「精神的いのち」のありかたこそが、たとえ老いたり病んだりしても、最後まで生を支え、しかも残される人がその後を生きるのを支える心の糧となっていくのだといいます。

 まさに、死を考えることは、生きることを考えることなのだということを実感させてくれる本です。 
                          (東 操)

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

貴方のおすすめ本があればぜひスタッフへお教えください!

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